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  • 2009.06.11 Thursday
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ゴミ問題〜ゴミ問題の対策を練って環境問題を考えよう

ゴミ問題


ゴミ問題とは私たちの生活の中で必ず発生し、増え続けているゴミや廃棄物に
かかわる問題のことです。1960年代の高度経済成長後の日本では大量生産、大量
消費、大量廃棄が当たり前になってしまい、企業や個人から出るゴミの量が急激
に増加しました。その結果、大量のゴミを処理する処理・処分場の不足、ゴミ焼
却場からのダイオキシン類・CO2の発生による環境破壊などさまざまな問題を生
み出したのです。
ではゴミ問題についてさらに詳しく見てみることにしましょう。


ゴミの最終処分場の問題


ゴミはどのように処理されているのでしょう?
燃えないゴミとして埋め立てられるもの、燃えるゴミとして焼却されるもの、そ
して焼却処理以外の方法で中間処理されるものに分けられます。焼却以外の中間
処理とは、破砕・圧縮などにより粗大ゴミを処理したり、資源化あるいは堆肥を
作る処理などがあります。しかし最終的には焼却されたゴミの焼却灰や、中間処
理後に残るゴミは最終処分場に埋立てられることになるのです。ですからゴミの
最終処分場は必要不可欠なものです。
しかしゴミの廃棄はダイオキシン類などの人体に影響を及ぼす物質の排出、ゴミ
から出た有害物質による土壌や水質汚染などさまざまな問題が懸念されます。そ
のため最終処分場の新設には住民の理解を得ることができず、新設反対や現在あ
る施設においても改善を求める運動などがたびたび起きており、ゴミの最終処分
場は確実に不足しています。ゴミの最終処分場の確保は自治体にとっても深刻な
問題となっています。


ゴミの焼却施設の問題


塩素を含むゴミの焼却によりダイオキシンが発生することが問題になってから
、ゴミの焼却についてはさまざまな規制が行われるようになりました。ゴミ焼却
場の周辺住民への影響として、ゴミを燃やすことによる人体に有害な煙やダイオ
キシン類の発生などが懸念されるため、ダイオキシン類の排出対策ができない焼
却炉が廃止されたり、対策済みの炉の新設などの対策が必要となっています。
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また、ゴミを焼却する際に発生する二酸化炭素(CO2)も地球温暖化の原因とし
て問題となっています。


ゴミの不法投棄の問題


ゴミの不法投棄は空き缶などのポイ捨てから、道路や山林などへの粗大ゴミの
投棄、さらに産業廃棄物の投棄などさまざまなところで行われています。ゴミの
ポイ捨ては景観を損ねるばかりでなく環境にも悪い影響を与えます。道路などへ
の粗大ゴミの投棄は交通に支障をきたし、その処理には税金が使われ多くの住民
が迷惑します。工場などから出る産業廃棄物の中には、適切に処理しなければ有
害物質が出て環境破壊を引き起こすものもあり、問題となっています。


ゴミ問題の現状と今後


現在日本では年間約5,000万トン以上のゴミを出しています。平均すると一人
一日あたり約1.1kgにもなるのです。このままゴミが増え続けると上記の問題など
もあり、捨てる場所がなくなってしまいます。
そこで今、政府はゴミの排出を抑え資源を再利用する「循環型社会」を目指し問
題解決に動き出しました。リサイクルを推進するため、「容器包装リサイクル法
」「家電リサイクル法」「建設リサイクル法」「食品リサイクル法」などを次々
と制定しています。


ゴミ問題への取り組み


循環型社会を形成するためのキーワードとして掲げられる『3R』。
(1)Reduce(リデュース)
必要のないものを買ったり、使い捨てでゴミになりそうなものを使うことを控え
、ゴミの量を減らすこと。
(2)Reuse(リユース)
捨てずに洗浄したり修理して再使用する。例えば一升瓶やビール・ジュースなど
のビンを回収し再利用することなど。
(3)Recycle(リサイクル)
いらなくなった物を分別回収し再利用する。新聞紙・牛乳パック・ペットボトル
・アルミ缶・スチール缶などはだいぶ一般的になってきている。

さらに1歩進んで「Refuse(リフューズ)」・・断る(レジ袋、割り箸など必要な
いものを断る)を加えた『4R』、さらに「Repair(リペア)」・・修理する(修
理して長く使う)を加えた『5R』など、ゴミと資源にかかわる問題を解決する
ためにいろいろな場所でさまざまな取り組みがされています。


ゴミ問題を前にわたし達ができること


では、わたし達が今できること、やらなければならないことは一体何でしょう

一人一人がゴミ問題を自分の問題としてとらえ、意識しながら生活していくこと
ではないでしょうか。わたし達は壊れてしまった物は捨てて新しい物を買う、新
製品が出て現在使っている物に飽きてしまったら新しく買い換える、そんなこと
を当たり前のようにしています。そんな生活に慣れてしまっているのです。しか
しその結果、ゴミ問題だけでなく環境問題にまで発展した深刻な問題に直面して
います。だからこそ、今自分にできる『3R』を考えていきたいものです。


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